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オーディオは楽し〜スピーカー買い換え編 その2


ディナウディオのBM15A。

パワーアンプが内蔵されているのです。

いわゆるパワードモニターでありましょうか。

スピーカーのくせして電源入れるとパイロットランプがつきます。

スピーカーなのに「電源入れる」というとこが、まずもって...。

で、マルチアンプなのです。

マルチとはツイーターにはそれ用のパワーアンプ、ウーハにはそれ用のパワーアンプ、と分けてやることですね。

本格的オーディオファンの方はそう言うことやってる人が多いと思います。

例えばでっかいスピーカーにモノラルパワーアンプを6つも8つも使うのです。

多分そう言う段階で1,000万に手が届くのでは...。

で、マルチというのはバランスが大変難しいと聞いています。

そりゃそうだ。

ウーハはこれ位、ミッドレンジはこれ位、高音はこれ位って、バランスを自分で整えなければなりません。

しっかりとしたバランス感を持っていなければとんでもない音になってしまいそうだ。

恐いですねぇ。

でもBM15Aは初めから完璧にチューニング済みです。

最初から凄くいい音が楽しめます。

さて、ではその「アンプ内蔵」のいいとこ、困るとこ。

 

いいとこ

 

1.マルチアンプながら難しい作業がいらない。

2.スピーカー、アンプ、デバイダーなど、すべて買ったことになる。

3.そのスピーカーのベストサウンドが最初から期待できる。

 

困るとこ

 

1.次に違うスピーカーを買う時、パワーアンプを買い直さなければならない。

2.(あんまりないでしょうけど)修理に出す時はアンプも一緒に持って行かれることになる。

3.パワーアンプを買い換えて音質の違いを楽しむ、さらにいい音を追求する、ということができなくなる。

 

私はこの「困るとこ」の3点目がひっかかります。

まぁ、そんなに頻繁にパワーアンプ買い換えられませんけど、いつでもそれが可能だという精神的安堵感が大きいのだ。

趣味の世界ですからね。

200万円のパワーアンプを夢見てて良いのですよ。

 

さて、結末やいかに...。

 

(2004.05.10記)