おっと、BM15AとBM15の違いについてはあまり言及していませんでした。
実はセッティングの状態がかなり違い、BM15Aは実に良いポジション、BM15は右側スピーカーが大きなウエストレイクの後ろにあるという劣悪環境、つまりちゃんと音が聞けるのは左側だけなのです。
先方に事前に何らかのお願いをしておけば良かったのですが、突然の訪問だったのであまり無理も言えず、音の広がりについては全くの想像の域をでません。
しかし左側一つだけでもストレートな音が聴けるので、想像するのはそう難しいことでもありません。
Jazz2枚を聴いた段階でこの2機種を非常に好意的に受け止めました。
実はアンプを内蔵しない方(BM15)はローテルのRB1090という強力なパワーアンプで駆動されています。
ここから先はオーディオ店社長さんのお言葉ですので、どう考えるかは色々あると思いますが、RB1090、国産のアンプで言えば100万円クラスだそうです。
日本国内ではあまり聴かないブランドですが、海外では「あの」B&Wをデモンストレーションする際に選ばれたアンプなのです。
しかも安い!!
とにかく実力だけで勝負し、過剰な広告などにお金を使わないので、「日本では」無名だそうですが、海外ではちゃんと評価されているとのこと。
そういう強力パワーアンプで駆動しているので、BM15も素晴らしい音で鳴ります。
つまり、もしBM15を導入するとなればそれなりの強力パワーアンプが必須ということになります。
私は今LuxmanのM7、どうかなあ。
まぁ、どちらにしてもパワーアンプ込みの音という事で可能性を探らなければなりません。
さて、いよいよマーラー第六です。しばらくの静寂の後、例のサウンドが....「ガッガッガッガッ」...。
(2004.05.12記)